「聞け、私が語る。
ヨブ記42.4ー5
私が尋ねる、あなたは答えよ。」
私は耳であなたのことを聞いていました。
しかし今、私の目はあなたを見ました。
私はなんでもIQパズルのように考える事が趣味で、日常生活の学問と関わらないような事でもほとんどパズルとして捉えた結果に従って行動している。その一環で、最近は所属先が増えた。
へんてこりん劇場への片道切符
元々日本の政治は滅茶苦茶だったけれど、最近は開き直っていて本当に何でもアリな状況になってきている。流石に誰が見てもおかしいので与党自民党の支持率は低迷しており、次の選挙で勝てるのかどうか疑問に感じている人も少なくないと思う。
そんな中、私は思い立って日本維新の会の一般党員に応募して党籍を獲得した。元々は自民党を支持していて選挙では毎回自民党に入れてきたのだけれど、特に同党を支持する理由があったわけではなく、ブロックチェーンとIR(統合型リゾート)を進めてくれそうなところならどこでも良かったので鞍替えした。
私はなぜここにいるのか
ウィキペディアを調べてみると、教育無償化を実現する会という国政政党が新たに誕生していた。実は私は維新に入党する前に色んな党の活動を見る為にサポーターとして登録をしていて、自民のメルマガに社民のサポーターに参政党のサポーターにれいわフレンズに幸福実現党のメルマガというカオスな感じになっていた。
党員になる前も色々な党の情報収集は行っていて、でも結局コウモリのように根無し草な状況が暫く続いた後、やはりどこかに所属を決めた方が良いのではないかと思って維新を選んだ。最近の若者とかは自分の政治的立場以前に選挙にもいかないし、仲良くつるむ事に余念が無い割には政治には興味が無い不思議な人種だと感じる。そういう意味では私も所属を決める必然性は無かったのかもしれない。
金融大国日本を目指す
ところで、日本は昔からおもてなしの精神というか、細かいところに拘って自己研鑽する勤勉な国民性があったので、モノ作りで物凄く才能を発揮して太平洋戦争後の復興で奇跡の経済成長を遂げたと言われる事が多い。その成功体験があるからか日本経済を復興する為には職人気質の和魂を取り戻す必要があると考えつつ、実際には大企業や富裕層の優遇を続けている。
個人的には、職人に対してお膳立てをする必要性は特に無いと思っていて、技術が身に付けば勝手に成功するし無ければ単に芽が出ないまま終わるだろうから、後押ししてもしなくても成功率は変わらないと考えている。どちらかというと、どうせ開き直るなら富裕層をもっと優遇するだけでなく、金融取引に関する規制を緩めまくるのが良いと思うし、幻のトリクルダウン効果を期待して誰もが歓迎するに違いない。
AIとメタバースで誰もが夢見る時代へ
近年の生成AIの台頭によって、労働のあり方が変わるかもしれないと感じている人は多いと思う。AIが人間の労働に取って代わる事はほとんどの分野で起こると考えていて、中には複雑な頭脳労働では実用に足らないと考えている人も多いらしいけれど、私はそうは思わない。AIのポテンシャルを甘く見ている。
これからの人間の労働のほとんどは創造的な内容になっていくはずで、技能と一般的に呼べるような仕事は将来的に全て無くなると考えて差し支えないと思う。現時点で普及している純粋に確率的な深層学習だけを行っているAIでも、チューニングを行った上で人間の専門家が品質管理するという形で全ての頭脳労働が事足りるようになっている。
また、メタバースで第二の人生というのも激熱のテーマで何十年も前から熱心に開発が進められてきた。この分野に関してはまだ没入感が足りないので何らかの技術的ブレークスルーが無いと簡単には実現しないだろうと思っている。とはいえ、仮に技術的なハードルをクリアすれば一気に話が進むだろう。
私か私以外か
話を戻すと、結果として私が関与する政治団体とそうでない政治団体が誕生する事になった。というか、厳密には全部関与しているというか関与していないかもしれないけれど、「維新・自民・社民・参政・れいわ・幸福実現」VS「立憲・国民・無償化・共産・公明・ファースト」という構図になりそうだ。公明党は公明新聞は見ているけれど党としての公的な情報発信は見てないのでカウントしてない。
初めてどこかの党に入党申請したのでよく分からないのだけれど、審査って普通は誰でも通るようなものなんだろうか。現時点で三番手の議席を持っているので多分物凄く厳しい基準が設けられているのかと思いきや、少なくとも紹介が必要だと思っていたんだけれど、何か普通に通った。審査ってどんな事を調べるんだろうか。死にかけの病人だからお涙頂戴でなんとかなったのだろうか。
選挙結果について
最近、衆議院選挙があって自公連立政権の与党が過半数割れした。立民と国民が大躍進で、他の野党も議席数は伸びたが私が幽霊部員として所属する維新は一人負けした。そして、立民は立場上自民とは組めないので代わりに国民が連立はしないが政策の議論は協力するという微妙な立ち回りを行う事が決まって場合によっては旧与党が過半数を確保できる見通しとなった。この政党は野党では唯一の暗号資産の税制改革を打ち出してくれていたところなので界隈の人達が見守っている。
維新は議席数は減らしたものの地元の大阪では池田大作の逝去の結果迷走中の公明の地盤を駆逐して全ての小選挙区で勝利した。とはいえ、比例の票は地元でもかなり減っていたらしい。即座に執行部の責任が問われて刷新が行われる程ではないが問題が無いとは言い難いというやはり微妙な結果だった。2025年に開催される大阪万博に湯水のように予算を付けた事や維新が支持していた兵庫県知事のパワハラ問題などがマスメディアで取り沙汰された結果として全国的に票が伸び悩んだらしい。
私個人としてはそもそも特に政治に関心が無いので元々は選挙に行く必要性すら感じてなかったくらいなんだが、持病の統合失調症の関係妄想でどうも国会で私個人が議題として間接的に扱われているのではないかという観念に支配された結果としてとりあえず投票だけするようになった。今のところまだ自民党の候補と自民党にしか投票した事無いのだが、自民一強の世界でなくなるのであれば今後はどうしようかと決めあぐねている。それよりは国際的な政局に関心があって、外貨を稼いで日本で消費する事に意義を見出している。
ラファエルとウリエル